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富士登山サポート [個人]

既に登山から大分時間が経過してしまったが、富士登山のサポートについて記録しておく。
これまでの経緯は、富士登山トレーニング1回目を参照されたし。

8/11にSさんと最終打合せを行い、装備等の打ち合わせを行う。
事前にしろうまの会のメンバーへサポートと依頼し何名か申出があったが、あまり大人数のサポートも不要なので自分も含めた計3名のサポートで登ることにした。

今年の夏は早目に秋雨前線が本州を横断し8月中旬から曇りや雨の日が続いた。出かかる直前もあまり良い天気予報でないが、前線が南下してきた。幸い台風などは近づいてはいないので前線の活動も活発ではない。地上はあまり天気は良くないかもしれないが上の方は雲の上に出ていることを期待して決行することにした。

直前にサポート2名がキャンセルとなり1名でのサポートは少し不安もあったが、日程の変更も難しいので予定どおり行くことにした。

出発は8/29(金)。小雨の降る中、五合目直行のバスで7時30分に新宿をスタート。
ほぼ定刻どおりの10時に五合目に到着する。バスの中から一瞬頂上付近が見えたがバスを降りると霧の中。
5合目.jpg
1時間ほど休憩所で高度に体を慣らして、入山料を払ってバッチをもらってから出発。

バッチ.jpg
入山料を払って、もらったバッチ

竜滝?.jpg
泉ケ滝まではほぼ平ら、ここから6合目までは緩い登り。小屋への到着予定は4時頃。無理無くゆっくり登る。

6合目岩場.JPG
7合目近くになると岩場が出てくる。何とかここまで雨に打たれずに来れた。

鳥居小屋.JPG
到着直前で雨が降り出したものの、予定どおり7合目の小屋に到着。

小屋.jpg
夕食まで時間があるので、ちょっと一杯。雨の中ぞくぞくと登山客が登ってきます。
小屋のすぐ裏手から岩場が始まるので、小屋の前は渋滞しています。

小屋夕方.JPG
夕方雨があがって登って来た道を振り返る。
岩場.JPG
7合目から8合目に掛けての岩場の登り。

Sさんが足が少し不自由なため2段ベットの下をお願いしたが、既に団体で場所が決まっているとこで2階になってしまった。融通の利かない富士山の小屋のサービスの悪さは相変わらずだ。事前に連絡しておけばと反省。
夕食を終えるとツアーの団体が雨の中入ってきて小屋は満杯となる。
ツアーは0時に出発して頂上付近でご来光を拝むらしかったが、夜半に雨が強くなってきてガイドが中止を告げる。その内容は、「天気予報会社と契約をしていてその予報では明日の朝にかけて風雨が強まるので、上には行かずに5時頃にもしご来光が見えれば小屋で見てそのまま下山する」とこと。
これを聞いていたSさんは、我々も下山するものと決めてかかっていた。
4時に起床し外の様子をうかがうとまだ小雨は降っているものの、風もそれほど強くない。上は少しは良いだろうと期待をして、Sさんをたたき起こして明るくなった5時に小屋をスタート。

スタートから岩場でSさんがバランスを崩さないように横についてサポートしながら登る。
明るくなるにつれて小雨から霧に変わってきた。

八合目.jpg
八合目には7時に到着。この先が結構大変。

九合目.jpg
八合目から九合目を目指して登る。

Sさんは昨夜から軽い高山病の症状で頭痛を訴える。登るペースも少し落ちてきた。
天気は回復し始め、青空ものぞいてくる。

吉田口頂上.jpg

吉田口頂上には、10時20分に到着。予定より20分遅い。
下山の時間を考えるとかなりきついが、本人の強い希望もあり剣ヶ峰を目指す。
最初に会った時には、吉田口頂上で良いと言ったいた。
逆にこちら側から、折角なので最高地点まで行こうと話したくらいであったが、どうも富士山に登った知り合いから剣ヶ峰まで行った写真を見せてもらったらしく、やっぱり剣ヶ峰まで行きたいらしい。

ただかなり調子も悪そうなので、Sさんの荷物は私が持つことにした。
幸い、雨の心配はなさそう。お鉢を回り、剣ヶ峰の直下に来た。

剣ヶ峰を登る.jpg
最後の登りは、かなり急。

頂上.jpg
11時40分に登頂。天気のせいかそれほど混んではいない。

記念撮影.jpg
他の登山客にお願いして。2人で記念撮影。この後、健闘をたたえて抱き合う。

既に、予定の時間は遅れているのですぐ下山にかかる。

お参り.jpg
途中、富士宮口の神社でお参り。Sさんはパワースポットに興味があるようで、富士山もその一環のよう。

下山.jpg
富士吉田口まで戻って下山開始。バスの時間を考えると急がないと行けない。

下りはじめもかなり急。Sは足が痛いと言い出し、ちょっと気持ちが苛立ってきた。
ここでSさんに「自分は貴方のために時間もお金も使ってきた。引受けた以上、貴方を無事に下山させなけらばならない責任がある。だからがんばってくれと」告げると。
Sさんも申し訳ないと謝ってきた。

ただ、この後も長い下りの中で時に険悪な雰囲気になりながらもなんとか無事バスに間に合うことが出来た。

サポートが一人で2人分の荷物を背負いながら彼に肩を貸しながらの下山は正直しんどく、何度も他の登山者に助けを頼もうかと思ったくらいだった。

それでも下山してから、Sさんが頂上で抱き合った時は、感極まったことや感謝のメールをくれたことで、苦労も報われた気がした。

自分だけでは山に登れないが、もし可能なら山に登ってみたいという人はいるだろう。
これからも出来る限り、そういった要望も受け入れていきたい。
それが、自分がしろうまの会を続けてきた理由でもある。

ただ、やっぱり一人では限界があるので、是非一緒に登る仲間を作っていきたい。



集団的自衛権の閣議決定 [個人]

2014年7月1日この日は自衛隊(当時は警察予備隊)が出来て60年。その日に憲法の解釈変更だけで、国民の意志を問うこともなく集団的自衛権が安倍内閣で決議された。

今回のことに関してはいろいろと憤りを感じるが、「国民を守る」という言葉に置き換えられ、安倍総理の口からは戦争というものに対するの死生観がまったく出てこない。

山に登っていて感じることは、自然の中では人間はちっぽけなものでひとつ間違えれば、簡単に命を落とす可能性があるということである。裏を返せばそれは、生きてることを実感できるということである。

戦場では正義やイデオロギーなど関係はない、殺すか殺されるかである。戦う相手にはどんな生い立ちがあり、家族や恋人はいるのか、趣味は?将来の夢は何か?そんなことも知るすべもなく相手を負かす(殺す)ことが戦争の目的である。

日本は、戦後70年近く戦争をしなかった。それをプライドになぜ世界と向き合うことが出来ないのか。今回の決定はとても残念である。 2014/7/1が、「あの時の決定がなければ・・・」ということにならないことを祈りたい。

富士山トレーニング2回目 [個人]

21日は梅雨の合間をぬって、富士山トレーニングで奥多摩の御前山に。
富士登山計画の2日目を想定して、標高差1.000mのこの山に。私自身も10年以上ぶり。
奥多摩駅を降りるとすごい登山者の数。我々が乗る丹波方面も臨時バスがでる。雲取山に行く人が多いとは思うが、境橋のバス停で降りたのがまさか我々2名だけとは…

バス停から暫くは車道を歩く。天気予報は曇りだかこの湿度と気温だと雷雨があるかもしれない。先を急ぐ。

当初予定していた沢沿いのコースは崩壊で通行止め。やもなく歩道を歩き続ける。栃寄の集落を過ぎてやっと登山道の案内が。
御前山山道.jpg
ちょっと登りがきつそうだがこれもトレーニング。山道に入る。

のっけからの急登とこの間までの雨の影響で道が滑る。Sさんも時々滑ってしまう。また、高尾山では無かった段差にちょっと苦戦。いちど滑ると身体が大きくのでサポートも力がいる。

富士山にはこんなところは少ないので安心して、と話しながら登るが、通る人も少ないのか登山道も細くてヤブも多い。

苦戦しながらも、体験の森の中の整備された区画へ。ここからは道も整備されていて歩き易い。

ここで今日始めて下山してきた登山者に会う。
頂上までのどのくらいか?と尋ねると下りで20分かかったとのこと。上りと我々の足を考えると40、50分か...
御前山山頂.jpg
稜線に出てしばらく歩くと、標高1,405mの御前山山頂に到着。
さすがに頂上は、他の登山者もいる。
御前山頂上.jpg
山頂は虫が多く、展望も利かなく、雲行きもおかしくなってきたので、昼食の時間もそこそこに下山を開始。

下山は、避難小屋を経由して体験の森を通って下山。途中雨が降り出したが、森林の中で濡れることもなく降りられた。バスの時間を確認するとあと40分、何とか急げば待ちあうかと急いだが、橋が見えてところでバスが通過するのが見えて待ちあわず。時間があれば奥多摩の温泉に入る予定でいたが、次のバスは1時間後。諦めてバス停で待つことに。

さすがにSさんも疲れた模様だが、「富士山に登るため。富士山はもっと大変だぞ」と激励。
富士山の計画などを話しているうちに1時間が過ぎてバスに乗車。

今回は標高差が富士山の2日目とほぼ同じだが、実際の行動時間はもっとかかると思う。
おそらく10時間~12時間だろう。今回ほど登山道は厳しくはないが、サポートする際はハーネスが必要だろう。それともう一人くらいはサポートがいたほうが安心だ。自分自身も本番に向けてもっとトレーニングしなけらば!
   


富士山登山トレーニング1回目(4/19) [個人]

富士山に登りたいとしろうまの会にメールをもらったSさんと、高尾山に登ってきました。

Sさんは、脳性まひで障害があるとのことで、富士山に登りたいと山岳ガイドに依頼したところ「責任が持てない」と断られたとのこと。
それでしろうまの会を知って依頼のメールを送ってきた。
会としては、会員ではないので行くことは出来ないが、個人的にはハンデがある人に山を知ってもらいたい思いがあるので、まずは会ってみるところから始めた。

会ってみると左半身に障害があるとのことでが、軽度でサポートもそれほど必要ではなさそうでした。
ただ、山は屋久島の縄文杉に行った時にガイドと登っただけなので、ひとまずどの程度のサポートが必要かを見ることにした。

道具は、山道具は屋久島に行く時にそろえたとのこと、実家に置いてあるとのこと。

最初は、簡単な山とは思っていたが、スニーカーで登れるところにしてくれとのことなので、「ちょっと甘いんじゃないの」と思い、実家から道具を送ってもらうようにメールをした。

結局最初であること、スニーカーで登れるところということで高尾山にしたが、彼も前日に実家に戻って道具を取って来たようである。

高尾山口で待ち合わせ。まださくらも残っていて人も多い。
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当初はスニーカーで登れる1号路を予定していたが、登山靴も杖も持ってきたとのことで稲荷山コースへ
山も初めてとのことでまだ足の置き方などもおぼつかなく、ペースも少し早いようなので、教えながら登って行く。

くもりがちの天気だが、新緑が綺麗でSさん山が気に入ってくれたようです。
山頂までは、急な階段を登るも問題なく頂上へ。ほぼコースタイムで登れた。
残念ながら富士山は見えない。
人は多いが、頂上の下の広場で昼食。
昼食後、高尾山も初めてとのことなので、薬王院へよる。
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薬王院からは1号路を下る予定でいたが、富士山のトレーニングにならないので2号路を降りることに。
私も初めて降りるが、高尾山登山口には行かないらしい。時間もあるので高尾まで歩くことにして下山開始。
登山道は細くて急なところも多い。

ここでストックを出して使い方の練習も兼ねる。
2号路に降りて来る人も少なく、高尾山とは思えないくらいの静けさである。
途中、修行の滝行の滝(蛇滝)を見て、麓のまちを高尾駅は向かう。
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Sさんは、のんびりした家並みの雰囲気がひどく気に入ったようで「家賃はいくらいくらいだろう?」とも
彼も少し歩き足りないくらいだったかもしれない。
3時前には駅に到着。次回は、6月に富士山を想定したトレ-ニングを約束して別れた。

3月の会山行に続けての高尾山でしたが、初めて2号路を行ったことや、何よりSさんが山を気に入ってくれたようで、自分自身も楽しい山行になりました。

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